適正な建設工事を行うため、施工計画の作成、工程管理、品質管理、施工従事者の技術指導を行う者のことを「監理技術者」といいます。
監理技術者は、一定の国家資格を有する、または国土交通大臣に特別に認定された、技術者といえます。
建設業法においては、建設業者が請け負った工事を施工する場合、請負金額や工事の規模にかかわらず、工事施工の技術管理するものとして、現場に「主任技術者」を配置することが義務付けられています。
また、発注者から直接工事を請負い、そのうち3,000万円以上を下請契約して工事を施工する場合、主任技術者に代えて、「監理技術者」を配置することが義務付けられています。