「遮水工封じ込め」とは、地下水による汚染で健康被害の恐れがある場合における土壌汚染の除去方法の一つをいいます。
具体的には、①汚染土壌を当該土地から掘削②当該土地に地下水の浸出を防止するための構造物を設置③その構造物の内部に掘削した汚染土壌を埋め戻すようになります。
十分な遮水効力と十分な強度を保つため、上部には覆いを施すが、上部の利用用途によっては、さらに覆土する場合があります。
なお、環境省の「土壌汚染対策法ガイドライン」によれば、遮水工封じ込めを行なう際には、掘削した汚染土壌をいったん指定区域近くの土地に仮置きし、掘削した場所に遮断工を施してから汚染土壌を埋め戻すようになります。