登記所に対して、申請情報が提供された場合、登記官は申請情報を受け付け、受け付けた順に受付番号を割り振ります。
登記官は、同一の不動産に対して、権利に関する登記の申請が2つ以上存在した場合には、それぞれの登記を受付番号に従って行わなければなりません。
権利に関する登記を申請した人にとっても、受付番号が重大な役割を担っているため、問題になります。
申請情報の提供方法が多数存在し、郵送の場合でも可能なため、同一の不動産に対して受付が同時にされたと考えられた場合、または複数の申請の受け付けの前後が明瞭でない場合が発生します。
前後が明瞭でない場合、その申請は同時期に行われたものとみなされます。
そのため、このような場合の登記申請には、同一の受付番号を付与します。