固定資産税の課税対象となる土地・家屋について、次の事項等を記載した帳簿のことである。
1.土地・家屋の所有者の氏名・住所
2.土地・家屋の属性(土地の地番・地目・地積、家屋の家屋番号・構造・床面積など)
3.宅地の区分(小規模住宅用地、一般住宅用地、住宅用地以外の宅地)
4.土地・家屋の固定資産税評価額
5.土地・家屋の固定資産税課税標準額
6.土地・家屋の固定資産税額
この固定資産課税台帳には、毎年一定期間の「縦覧期間」が設けられており、縦覧期間内であれば、納税義務者、同居の家族および納税義務者からの委任を受けた代理人は、この固定資産課税台帳を市町村の役所で縦覧することが可能である。
縦覧できる部分は、固定資産課税台帳の中の自己の資産に関する部分のみであり、他の資産に関する部分を見ることはできない。
平成15年度以降、固定資産課税台帳の縦覧制度が見直され、自己の所有しない他の資産に関する情報も見ることができるようになった。