有料老人ホームとは、高齢者の住宅や施設の代表格となっているものをいいます。
老人保健法によれば、高齢者を入居させ、入浴や排泄、食事といった介護や、食事提供といったように、日常生活を送る上で必要な便宜を提供する施設、として定義づけられています。
このようなサービスを提供している施設については、全て有料老人ホームとして都道府県知事に対して届け出を行う事が必要となっており、都道府県による指導や監督を受けなければならないとされています。
契約方法としては、入居する際にある程度まとまった一時金を支払う必要のある利用権方式と、賃貸住宅に当てはまる家賃を松木支払う賃貸方式の二種類があります。
どちらの契約方法でも、毎月の管理費であったり、食事代を支払う他にも、介護保険の基準以上のサービスを受けたい場合、また給付対象外のサービスを受けたい場合には、別に支払う必要があります。
基本的に有料老人ホームには利用権方式を採用しているため、事業者への信頼度が重要となっています。
ちなみに他の一般的なマンションと同じく、専用部分であったり、共用部分の持分を不動産として買い取りを行う分譲方式も存在していますが、有料老人ホームの定義から除外されているため、現在では分譲型ケア付マンションといった名前をつけられています。
また、有料老人ホームには介護サービスの内容に応じて、3種類に区分されています。