住宅金融支援機構が発行する利付10年債で、マンション管理組合が共用設備の改修工事に備えて購入するものを、通称「マンションすまい・る債」といいます。
正式名称は「住宅金融支援機構住宅宅地債券(マンション修繕コース)」です。
マンション管理組合は、修繕積立金で毎年1回、最高10回まで定期的に債券を購入します。
積立額は1口50万円から購入可能で、複数口でも購入もできます。
この債権のメリットは
●低金利環境下では比較的利回りがよい
●マンションの修繕積立金を計画的に運用しやすい
●住宅金融支援機構のマンション共用部分リフォーム融資の利用時には、通常より保証料が1割程度安くなる
などがあります。
途中解約は基本的に、第1回目の積み立ての債券発行から1年以上経過すれば可能です。