不動産の価格の種類の一つであり、一般的な市場取引とは異なる、限定した不動産にのみ成立する価格のことです。
以下のような場合に成立します。
・ある不動産を隣接する不動産と併合する
・不動産の一部を分割して取得する
例えば、Aの土地の角地にBの土地があった場合、AとBの単独価格の合計よりも、AとBを併合したCの土地のほうが価格が高くなることがあります。
その場合、その増額分がAとBの売買において配分されます。
※分配にはいくつかの方式があり、限定価格の経済合理性そのものが個別性の高いものとなっています。