大規模修繕とは、分譲マンションの性能を維持し、老朽化を防止するために、計画的に行なわれる修繕のことをいいます。
その際、多額の費用を要する修繕であることが重要です。
具体的には、鉄部塗装工事、外壁塗装工事、など各種の修繕工事を示しています。
これらの修繕工事を適切に行なうためには、分譲マンションの管理組合が長期修繕計画を作成し、修繕積立金を積み立て、大規模修繕を実施することが不可欠になります。
なお、大規模修繕を実施するためには、管理組合の集会で大規模修繕の実施を可決しなければならないのです。
一般に、大規模修繕はマンションの形状や効用の著しい変化を伴わないため、区分所有者数の過半数かつ議決権の過半数の賛成で可決されます。