集合住宅の住戸レイアウトパターンの一つで、雁の飛行隊形に似ており、住戸がはすかいに続いている形式のものを雁行型といいます。
レイアウトパターンには箱形、直列型(くの字型も含む)、L字型、ロの字型などがありますが、それらと比較すると、一長一短があります。
雁行型のメリットは、
●住戸に3方向に開口部(窓等)を設けることができ、採光性、通風性に優れる
という点です。
一方、デメリットは、
●冬期は開口部からの熱流出、夏期は日射熱の流入が大きい。
●箱型などと比べると壁面積が大きくなり、コスト的に割高となる。
などがあります。