投資法人とは、会社が投資信託について、投資家達の資本により投資をすることを主とした法人のことをいいます。
投資法人を構成している人員は、基本的には投資主ですが、意思の決定機関としては、投資主総会と呼ばれるものや、業務遂行機関の役割を持っている役員会が存在します。
投資法人を創立するにあたり、内閣総理大臣へ登録を行うことが必要不可欠です。
また、出資総額は1億円以上といったように、特定の条件を満たさなければならないとされています。
また、投資法人は、投資主達に対して会計情報といった金銭状況を明らかにするなど、業務の運営に対して規制が設けられています。
また、金融商品取引法に関わっているため、金融庁等から監督を受けることもあります。
なお、投資法人における投資の運用ですが、実際のところ投資信託委託業者が行っている場合が多いです。
例えば不動産投資信託の場合ですと、不動産及び金融に関して、詳しい知識を持った専門家のことが、これに該当します。