工芸技術や音楽、演劇などの無形な文化的所産のなかで、歴史、芸術の上で価値が高いとされる無形文化財のうち、文部科学大臣が更に重要だと指定し、官報に告示されたものを「重要無形文化財」といいます。(文化財保護法第71条)。
また、これらの重要無形文化財に指定される芸能を高度に示しているものや、重要無形文化財に指定される工芸技術を高度に体得しているものは「重要無形文化財保持者」または「重要無形文化財保持団体」として認定し、国が支援しています。
このうち、高度な芸能や技術を体得している「重要無形文化財保持者」と呼ばれる人のうち、「各個認定」を受けている者は、「人間国宝」と呼ばれています。