不燃化特区とは、東京都にある制度で、木造住宅が密集した地域のうち、不燃化を行うために特別な支援を必要としている地区のことをいいます。
特別区の申請を考慮して、東京都が定めます。
区域を定めるには、強化されている防火規制が適用されている地域であり、地域危険度、もしくは不燃領域率と参照し、より必要性が高いと判断された区域を対象にし、町丁目、もしくは延焼遮断帯形成のために必要な沿道などに対して実施されます。
不燃化特区では、不燃化となるために更地化を行ったり、建替えなどに対しての固定資産税や都市計画税を減免したり、老朽化した建築物の戸建建替えや、除去を行うための費用について助成を受ける事が出来るとされています。