建物の新改修等に当たって建築主等が、エネルギーの消費性能の向上のためにどのような対策を取るかの計画を作成します。その計画が誘導基準に適合するという認定を受けることができれば、容積率の算定に当たって、省エネ性能向上のために措置を講じることに伴う通常の建築物の床面積を超える部分(上限10%)を参入しない特例が適用されます。これは建築物省エネ法による制度で、2016年4月1日から施行されています。
ただ、誘導基準は省エネ基準よりも高い水準の性能が定められています。また、非住宅建築物について、省エネ基準では一次エネルギーの消費性能のみが定められているのに対して、誘導基準には外皮熱性能に関する基準も定められています。尚、省エネ性能向上計画には、建物の構造や設備、用途などのほか、資金計画も記載しなければなりません。
省エネ性能向上計画とは何?(英語表記:energy-saving performance improvement plan) |不動産用語集
省エネ性能向上計画
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