第三者には情報がわからないように文字等の記号を変換すること。
インターネットを通じた情報交換において通信は常に傍受可能である、クレジットカードの番号や、重要な個人情報など秘密所持を要する情報の取り扱いの通信では暗号化は必須であるとされている。
暗号化はまず一定の方法で記号を変換(暗号化鍵)し、その変換記号を伝達、その後受信した記号をもとの記号に復元(復元化鍵)する。暗号化の安全性はこの復号化鍵を第三者に渡らないようにすることによって保たれている。そのため暗号化の最重要課題は第三者による復号化の鍵の解読を困難なものとしているのである。
暗号化の技術は古来より工夫されているが、インターネット上の取引での使用される暗号化の方法は「公開鍵暗号」というものがある。
通常同一である暗号化鍵と復号化鍵を異なるように設定し、暗号化鍵は公開し、その暗号化鍵を用いた暗号を受信する方法がある。復号化鍵は受信者しか知らないため第三者の解読は難しい。
暗号化鍵から復号化鍵を推定できるとされているが、事実上は不可能とされている。