老朽建築物とは、構造や材料、設備等が月日を経て劣化していき、保安や衛生上危険、そして有害となる恐れのある建築物のことを指します。
旧耐震基準によって建築されており、耐震診断の結果危険性が非常に高いと判断された建物のことを言うケースもあります。
一部の地方公共団体では、規定の要件を満たしている老朽建築物については、その除去費用等についての一部を補助するといったような事業を行っています。
また、特定行政庁では、建築基準法に則って、老朽建築物であり、危険性が有害性が非常に高いものについては、除去や移転、改装や増築、修繕や使用中止といったように、必要な措置をとることを勧告することが出来ます。