資産は一般的には、時の経過によってその価値が減っていきます。
このような資産を、減価償却資産と呼びます。
収益を得るために、取得した年に全額経費にするのでははく、使用可能な期間に応じて経費計上するものです。
減価償却の対象となるのは「固定資産」と「繰延資産」の2つです。
具体的には、建物、建物附属設備、構築物、機械及び装置、船舶・航空機、車両運搬具、工具・器具及び備品、特許権等の無形減価償却資産、生物などです。
ただし、使用可能期間が1年未満のものまたは取得金額が10万円未満のものは、全額がその年の必要経費となります。