伝統的建造物群とは、周囲の環境に溶け込んでおり、歴史的風致を形成している建物の群像のことで、その中でより一層価値の高いもののことをいいます。
具体的には、城下町や宿場町、門前町など、全国各地に残っている、歴史的な価値のある建造物群のことです。
伝統的建造物群を定めるのは、各市町村毎です。
市町村が伝統的建造物群保存地区を定めます。
伝統的建造物群保存地区を定めた後は、その保存を担っています。
また、国からは伝統的建造物群の中より、更に価値の高い建造物群のことを、重要伝統的建造物群保存地区として選定しています。
伝統的建造物群及び重要伝統的建造物群保護地区は、文化財保護法によって守られています。