閉鎖登記簿とは、一筆の土地、もしくは一個の建物の登記記録が閉鎖された時に、その閉鎖された登記記録が保存されている帳簿、もしくは磁気ディスクのことをいいます。
一筆の土地、もしくは一個の建物に対して登記記録が閉鎖されるケースは、土地が合筆された時や、建物が滅失した時などがあります。
現在では登記所がコンピューター化するに伴い、従来の紙媒体での登記簿だったのが、磁気ディスクの登記簿として置き換えられる事に伴い、以前の紙媒体での登記簿そのものが閉鎖されるようになりました。
このことも、閉鎖登記簿に含まれます。
このような閉鎖登記簿は、土地登記簿の場合は50年間、建物登記簿の場合は30年間保存されています。
希望をすれば、閉鎖登記簿を見る事もでき、また閉鎖登記簿の謄本の交付をすることも可能となっています。