賃貸住宅管理業務処理準則とは、賃貸住宅管理を業務として行う場合の、基準となるルールのことをいいます。
国土交通省の告示に基づいています。
また、賃貸住宅管理業者として登録を行った事業者は、これを遵守する義務を負っています。
賃貸住宅管理業務処理準則が定める主要となる規則は、以下の通りです。
1.禁止行為
重要事実の不実告知や、誇大広告等をいいます。
2.重要事項についての説明、書面交付の義務
賃貸人に対しては、管理受託契約の内容等についてをいいます。
また、賃借人に対しては管理業務の内容や、実施方法等についてをいいます。
3.管理業務の方法
基幹業務について、一括再委託の禁止や家賃等の分別管理義務等があります。