空調・換気、給排水衛生、電気等建設設備の設計や工事監理に関するアドバイスを行える専門家のことをさします。建築士法に基づき、国土交通大臣が登録した試験(学科試験および設計製図試験)に合格することによって与えられる国家資格です。
建築士は、延べ面積が2,000平方メートルを超える建築物の建築設備に係る設計または工事監理を行なう場合においては、建築設備士の意見を聴くよう努めなければならないとされています。また、意見を聴いた場合には、設計図書等にその旨を明示する必要があります。
国土交通大臣指定登録機関の登録者名簿に氏名などの登録も任意で行うことができます。登録することで、国土交通省の設計業者資格審査で一級建築士と同等の資格として扱われます。