認定長期優良住宅とは、長きに渡って良質な状態で使われるための措置が設けられているとして、行政庁が認めた住宅のことをいいます。
長期優良住宅として認められるためには、以下4種類程の基準を満たさなければならないとされています。
1.構造の躯体が少なからず1000年の間継続して仕様することの出来るような対策や、大規模地震などについての変形を一定以下に抑制する措置といったように、安全性を考慮しているものです。
2.地区計画や景観計画、建築協定などと申し合わせを行っていることです。
3.良好な居住水準を確保しているために、必要な住戸面積が確保されていることです。
4.維持保全計画を作成することにより、構造耐力上の主な部分や、雨水の浸水を防止する部分であったり、給水や排水設備について、最低でも10年毎に検査を行うことです。
認定長期優良住宅の新築などに関しましては、性能強化費用の一部として、所得税の特別控除といったように税制において優遇されます。