今回は、J-REITに興味を持つ方に向けて、J-REITを始める前に読んで欲しいおすすめの本を10冊ランキング軽視でご紹介します。
コロナ禍で世界の常識が大きく変わり、働き方や人生設計を見直す方も増えました。将来を見据えて投資を始めようとする方に注目されているのが、J-REITへの投資です。REIT(リート)は、多数の個人投資家から集めた資金をまとめて1つの物件に投資し、そこから得られた利益を出資額に応じて分配する投資法です。現物の不動産投資と比較して、小額からの投資が可能で、流動性も高く、管理の負担が小さいのが特徴です。
J-REIT初心者に向けて用語の解説や基本的な情報を紹介している本、アナリストにまで使える本、図解でわかりやすく解説している本、J-REITの法務と実務について解説した本、要点をコンパクトにまとめた本、J-REITの仕組みを漫画で解説した本などそれぞれに趣向をこらしています。J-REITは株式と同じように証券取引所で売買できるので株式投資と同じ感覚で投資してしまう方や、実物の不動産投資と同様に取り扱う方もいます。ですが、REITは金融商品という側面もあるので、しっかりとREITの特徴を掴んでおかないと大きな失敗をしてしまいます。
これから紹介する10冊の中から自分のレベルにあった1冊を選んで、まずはREITを学んでください。J-REITは、気軽にはじめられる不動産投資という触れ込みですが、学び無くして儲けはありません。ではランキング順にご紹介していきます。
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J-REITに興味のある方におすすめの本ランキング10選
【第1位】はじめてのJ-REIT完全ガイドブック
上場REITを38銘柄紹介
J-REITに興味のある方にまず読んで欲しいおすすめの本ランキング第1位は『不動産投信で「儲け」と「副収入」を手に入れる! はじめてのJ-REIT完全ガイドブック』です。不動産投資家に向けて、投資対象のREITを丁寧に解説した1冊です。J-REITの仕組み・投資方法・情報の入手方法・主要銘柄一覧などがコンパクトにまとめられています。初めてJ-REITを始めようとする方に一から理解できる内容です。注目の不動産投信の選び方や失敗しないREITの買い方と儲け方、上場REITを38銘柄紹介しています。各銘柄の詳細なデータも掲載されているので、とても頼りになります。今、まさに狙い目を言われているJ-RE ITの基本がわかるので、初心者におすすめです。
著者 | 鈴木 雅光 |
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出版社 | ダイヤモンド社 |
ページ | 256ページ |
【第2位】J‐REIT投資のすべて
REIT特有の用語についても簡潔に説明
J-REITに興味のある方にまず読んで欲しいおすすめの本ランキング第2位は『J‐REIT投資のすべて』です。J-REITを取り扱う人や投資を始めようとする方からアナリストにまで役に立つ内容となっています。REITの基本の仕組み、知っておくべき法律、東証の規定、投資リスク、収益や財務構造などを完全網羅しています。聞き慣れないREIT特有の用語についても簡潔に説明がされているので、全くの素人でもわかるように配慮がされています。不動産投資のリスク例を豊富に掲載し、何度も手に取って学べる良書です。
著者 | |
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出版社 | 金融財政事情研究会 |
ページ | 210ページ |
【第3位】最新J-REITの基本と仕組みがよ~くわかる本
中級者以上の方や既にある程度理解がある方向け
J-REITに興味のある方にまず読んで欲しいおすすめの本ランキング第3位は『図解入門ビジネス 最新J-REITの基本と仕組みがよ~くわかる本』です。本のタイトルどおりにREITの仕組みを詳細に説明しています。一般の投資家や初心者が知りたい、良いREITの見分け方や売却の時期、税金の話などの基本的な部分よりも、さらに詳しい内容となっています。初心者や一般投資家向けというより、中級者以上の方や既にある程度理解がありREITを始めている方向けの指南書です。REITが法人税を免除されることや何故そうするのか理由まで解説されているので、中級者以上の方の知識を深めるためにはおすすめの1冊です。脇本和也氏の著ですと、「図解入門ビジネス 最新不動産ファンドがよ~くわかる本」もおすすめです。
著者 | 脇本 和也 |
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出版社 | 秀和システム |
ページ | 364ページ |
【第4位】図解 不動産証券化とJ-REITがわかる本
不動産証券化を学ぶ方の痒い所に手が届く1冊
J-REITに興味のある方にまず読んで欲しいおすすめの本ランキング第4位は『図解 不動産証券化とJ-REITがわかる本 』です。不動産証券化を学ぶ方にとって、痒い所に手が届く1冊です。詳細に解説されているにもかかわらず、コンパクトにまとまった内容で、とても理解しやすくなっています。不動産信託やJ-REITについての基本が網羅されていますが、内容的に読み進めるのが億劫になる部分もシンプルにまとめられているので、最後まで読み進めることができます。基礎からしっかりと学びたい方におすすめです。
著者 | 三菱UFJ信託銀行不動産コンサルティング部 (著) |
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出版社 | 東洋経済新報社 |
ページ | 297ページ |
【第5位】入門J-REITと不動産金融ビジネスのしくみ
図による解説がわかりやすい
J-REITに興味のある方にまず読んで欲しいおすすめの本ランキング第5位は『入門J-REITと不動産金融ビジネスのしくみ 』です。入門とある通りに必要なことがわかりやすくまとまっています。図による解説が掲載されているので、難しい内容も視覚から情報を得ることでさらに理解が深まります。著者の田渕直也氏は、難しい金融の分野を一般の方にもわかりやすく解説することで定評があります。著者の他の作品もとてもわかりやすいと評判なので、本書も買っておきたい1冊です。→ 田渕 直也の書籍一覧はコチラ
著者 | 田渕 直也 |
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出版社 | 日本実業出版社 |
ページ | 237ページ |
【第6位】はじめての人のJ-REIT 基礎知識&儲けのポイント
投資経験者にも勉強になる内容
J-REITに興味のある方にまず読んで欲しいおすすめの本ランキング第6位は『はじめての人のJ-REIT 基礎知識&儲けのポイント』です。REIT投資の認知度が低いのは、株式債券と比べると歴史が短く、仮想通貨ほどのポップさがないことです。REIT知識を増やすための教材が乏しい中、本書は初心者にもわかりやすい内容となっています。株式とJ-REITは似ているようで異なる金融商品であることがよくわかる内容です。投資経験者にも勉強になる内容なので、改めて読んで見るのもおすすめです。
著者 | 北野 琴奈 |
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出版社 | すばる舎 |
ページ | 220ページ |
【第7位】REITのすべて
不動産投資法人に関わる実務家向け
J-REITに興味のある方にまず読んで欲しいおすすめの本ランキング第7位は『REITのすべて』です。J-REITの法務と実務の重要ポイントをすべて押さえた専門書です。2013年の投信法大改正を受け、制度と実務の変更点や進展を余すことなく解説しています。不動産投資法人に関わる実務家に向けてのおすすめの1冊です。最新の展開を見据えて、私募REITやオペレーショナルアセット、契約型REIT、海外不動産への投資、金融機関によるJ-REITへの市場参入などの新章を設けて改訂しています。第1版よりも内容が充実しています。
著者 | |
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出版社 | 民事法研究会 |
ページ | 696ページ |
【第8位】図解ポケット はじめてのREIT
具体的な手続き方法などを図解で解説
J-REITに興味のある方にまず読んで欲しいおすすめの本ランキング第8位は『図解ポケット はじめてのREIT』です。REITに初めて飛び込む方の入門書になっています。REIT投資の始め方から運用するためのコツ、ポイント、具体的な手続き方法などを図解で解説しています。初心者でも資産運用のメリットとデメリットが理解できるので、安心して簡単に投資を始めることができます。スマホを活用して取り引きする方法についても説明があるので、気軽に投資について学ぶことができます。
著者 | 宮﨑 哲也 |
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出版社 | 秀和システム |
ページ | 136ページ |
【第9位】REITで資産運用 徹底活用ガイド
投資家の方向性を掴むにはいい内容
J-REITに興味のある方にまず読んで欲しいおすすめの本ランキング第9位は『REITで資産運用 徹底活用ガイド2』です。REITの仕組みを漫画で解説しているので、難しい話もスラスラ頭に入ります。投資を始める前の方に読んでほしい1冊です。要点をわかりやすく解説し、投資家の方向性を掴むにはいい内容です。プロが注目するREITの銘柄とREIT投信を紹介し、全63銘柄の主要データを掲載し、データの見方と使い方まで詳細に解説しています。REITの基本から実践的な内容までを理解するのに最適です。
著者 | 日本経済新聞出版 |
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出版社 | 日本経済新聞出版 |
ページ | 116ページ |
【第10位】現役融資担当者がかたる 最強の不動産投資法
初心者から上級者まで使える一冊
J-REITに興味のある方にまず読んで欲しいおすすめの本ランキング第10位は『現役融資担当者がかたる 最強の不動産投資法』です。業界内でもあまり語られていなかった部分を赤裸々に開示し、リカバリー案まで提案しています。現役の不動産融資担当銀行マンが融資する側と融資される側、両方の視点で真実を語っている、現場目線の成功指南書です。ポイントごとに図による解説もあり、初心者にもわかりやすくなっています。後半には、中級者や上級者に向けてもテクニック解説があるので、長く使える1冊です。
著者 | 河津 桜生 |
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出版社 | サンクチュアリ出版 |
ページ | 200ページ |
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