この記事では、敷金診断士資格の試験日・試験内容・合格率についてまとめています。この資格に関心がある皆さま是非参考にしてください。
敷金診断士とは、賃貸に関して、退去する際に敷金や保証金等のトラブルをアドバイス・解決することができる専門家資格となります。近年でも、賃貸退去の際のトラブルは数多くあり、ニュースでも取り扱われることが多々あります。現状復旧費用に関しても不透明な内容のものもあり、一般の方ではわかりにくい項目も多々あります。敷金診断士は、そのような問題を専門家視点から調査し、アドバイス・解決することが可能となります。法令や建築についての知識を深めることができるため、資格勉強だけでもかなり役に立つ資格です。
それでは、敷金診断士資格について紹介していきましょう。
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NPO法人 日本住宅性能検査協会認定 敷金診断士の概要
敷金診断士は、法律系、建築系について一定の知識を有する能力を測り付与します。試験は、宅建士の試験勉強をしておくことでかなり有利に進めることができます。
受験資格
どなたでも受験可能です。
受験の申し込み方法
1. 申し込み
(株)CBTソリューションズのHPよりお申込みいただけます。
2. 試験
共通会場にて実施します。全国約200ヵ所のCBT試験(※)会場にて実施の予定です。敷金診断士として必要な知識について試験を行い、所定の成績に達した者を合格者と認めます(受験料として、7,800円(非課税)がかかります)。
※CBT試験とは: ネットワーク化された全国200会場を超えるテストセンターにて、コンピューターを使用し実施する試験です。
3. 合格
所定の成績に達した者を合格者と認定します。試験合格者には、合格証書を発行いたします。
4. 登録講習
敷金診断業務において業務上必要となる知識を習得するための講習を受講して頂きます。講習は公開会場・通信受講がご利用になれます。実施時間・方法等につきましては、試験合格者に別途ご案内いたします(登録講習料:18,000円(非課税))。登録講習を申し込まれる際には、下記「5. 登録」にあります“登録手数料”と共にお支払頂きます。
5. 登録
登録講習を受講していただき、敷金診断士としての行動準則を承認された方は、日本住宅性能検査協会に敷金診断士として登録していただくことができます。登録された方には当協会より敷金診断士としての認定証を発行いたします。(登録手数料:15,000円(非課税))
6. 登録の更新
登録の有効期間は2年間であり、2年毎に更新が必要となります。認定証も更新いたします(登録更新手数料:5,000円)。
申込日程 | 随時 |
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受験申込受付 | (株)CBTソリューションズのHPからお申し込みください。 |
合格発表 | 即時判定。試験終了後にスコアレポートが配布されます。合格者には、試験実施月の翌月末に、合格証および登録案内を日本住宅性能検査協会(03-5847-8235)より郵送されます。 |
敷金診断士資格の試験日と試験内容
試験日
随時(年末年始を除く)
試験時間 | 90分 |
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出題形式 | CBT四肢択一式50問 |
検定内容(試験方式と検定料)
出題範囲 | <法令系科目> <建築系科目> 【ご案内】 |
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受験手数料 | 7,800円(非課税) |
なお、敷金診断士の認定を受けるためには、合格後、登録講習を受講していただく必要があります。登録には、講習料18,000円(テキスト代込み)、及び登録手数料15,000円が必要となります。
受験地一覧
全国200箇所のCBT試験会場があります。各会場ごとのスケジュールはテストセンター空席照会をご参照ください。
敷金診断士試験の合格点(合格基準点)
資格の合格点は下記を目安に参照ください。
合格点(合格基準点)
合格基準 | 原則として、7割の正答をもって合格と判断します。 |
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合格率 | 合格率は概ね60~70%程度です。 |
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