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不動産鑑定士の試験日・試験内容と合格基準点

この記事では、不動産鑑定士の試験日・試験内容・合格率についてまとめています。この資格に関心がある皆さま是非参考にしてください。

不動産鑑定士とは、3大国家試験の中の1つです。不動産鑑定士とは、その名前のとおり、不動産の鑑定評価を行うことができる資格となります。不動産の鑑定評価は、不動産鑑定士しか行うことができないため独占業務となります。不動産に関しての高度な専門知識等が必要となります。試験の難易度も高く、2~3パーセントしか例年合格しないといわれています。受講資格はとくにありませんが、難易度の高い試験であることから、不動産知識がない人が最初に不動産鑑定士をうけるのは難しい資格です。

それでは、不動産鑑定士資格について紹介していきましょう。

 

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国土交通省後援 不動産鑑定士の概要

不動産鑑定士は、独占業務を担う国家資格で択一式だけではなく論文式問題も用いて段階的に必要な能力を測り認定します。試験は、ふたつ目の論文式がカギになるとも言えますので多角的な面から勉強すると効果的でしょう。

 

受験資格

年齢、学歴、国籍、実務経験等に関係なく受験できます。論文式試験は、本年実施の短答式試験に合格した方及び2022年又は2023年の短答式試験の合格者のうち本年の受験申請において短答式試験の免除申請をした方が受験できます。

 

受験の申し込み方法

願書の請求

願書配付期間2024年2月7日(水)~3月8日(金)
願書配付場所

①窓口での受領

②郵送による請求先
請 求 先:〒100-8918 東京都千代田区霞ヶ関 2-1-3 中央合同庁舎 3 号館
請求方法:封筒(請求用)の表面に赤字で「不動産鑑定士試験受験願書請求」と書き、封筒(返信用・サイズ指定)を必ず同封してください。
返信用の封筒は、大きさが『角形 2 号:縦 33.2 ㎝ ×横 24.0 ㎝程度』、140 円分の郵便切手を貼付し、宛先及び郵便番号を明記してください。

 

申し込み

願書受付期間2024年2月8日(木)~3月8日(金)
願書申請方法電子申請:電子政府の総合窓口 e-Gov 電子申請システムで受け付けます。
書面申請:国土交通省で受け付けます。
納付方法郵送(書面)での申し込む場合:収入印紙で納付電子申請の場合
受験手数料:12,800円(電子納付)
納付期限
免除申請①2022年又は2023年不動産鑑定士試験短答式試験に合格し、かつ、短答式試験の免除申請をした者については、短答式試験を免除します。
合格発表日(予定)短答式試験:2024年6月26日(水)
論文式試験:2024年10月18日(金)
 

不動産鑑定士資格の試験日と試験内容

試験日

  • 短答式試験:2024年5月19日(日)
  • 論文式試験:2024年8月3日(土)~8月5日(月)

 

試験方式試験期日試験時間試験科目
短答式試験5月19日(日)10:00~12:00不動産に関する行政法規
13:30~15:30不動産の鑑定評価に関する理論
論文式試験8月3日(土)10:00~12:00民法
13:30~15:30経済学
8月4日(日)10:00~12:00会計学
13:30~15:30不動産の鑑定評価に関する理論
8月5日(月)10:00~12:00不動産の鑑定評価に関する理論
13:30~15:30不動産の鑑定評価に関する理論(演習)
 
※各試験とも、試験場の開場時刻は9:15。各試験開始の15分前までに着席。
 
 

検定内容(試験方式と検定料)

次に記載する法令及び諸規程(不動産鑑定評価基準等を含む。)については、いずれの科目についても2021年9月1日時点で施行されているものから出題します。

短答式試験

科目出題範囲
不動産に関する行政法規

出題形式:択一式(マークシート方式)

次の①に掲げる法律を中心に、②に掲げる法律を含みます(関係する施行令、施行規則等を含む。)。
①:土地基本法、不動産の鑑定評価に関する法律、地価公示法、国土利用計画法、都市計画法、土地区画整理法、都市再開発法、建築基準法、マンションの建替え等の円滑化に関する法律(建物の区分所有等に関する法律の引用条項を含む。)、不動産登記法、土地収用法、土壌汚染対策法、文化財保護法、農地法、所得税法(第1編から第2編第2章第3節までに限る。)、法人税法(第1編から第2編第1章第1節までに限る。)、租税特別措置法(第1章、第2章並びに第3章第5節の2及び第6節に限る。)、地方いても2021年9月1日時点で施行されているものから出題します。

②:都市緑地法、住宅の品質確保の促進等に関する法律、宅地造成等規制法、宅地建物取引業法、自然公園法、自然環境保全法、森林法、道路法、河川法、海岸法、公有水面埋立法、国有財産法、相続税法、景観法、高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律、不動産特定共同事業法(第1章に限る。)、資産の流動化に関する法律(第1編及び第2編第1章に限る。)、投資信託及び投資法人に関する法律(第1編、第2編第1章及び第3編第2章第2節に限る。)、金融商品取引法(第1章に限る。)

不動産の鑑定評価に関する理論

出題形式:択一式(マークシート方式)

不動産鑑定評価基準及び不動産鑑定評価基準運用上の留意事項

 
 

2022年又は2023年不動産鑑定士試験短答式試験に合格し、かつ、短答式試験の免除申請をした者については、短答式試験を免除します。試験の免除については、『2024年 不動産鑑定士試験受験案内』の「7.その他の手続(12~14頁)」をご覧ください。

 

論文式試験

科目出題範囲
民法

出題形式:論文式

民法、第1編から第3編までを中心に、同法第4編及び第5編並びに次の特別法を含みます。
借地借家法、建物の区分所有等に関する法律

経済学

出題形式:論文式

ミクロ及びマクロの経済理論と経済政策論

会計学

出題形式:論文式

財務会計論(企業の財務諸表の作成及び理解に必要な会計理論、関係法令及び会計諸規則を含む。)

不動産の鑑定評価に関する理論出題形式:論文式(演習による出題を含む。)

 

不動産鑑定評価基準及び不動産鑑定評価基準運用上の留意事項

試験に関する更新情報は国土交通省ホームページに掲載するほか、SNSでも発信します。

 

受験手数料の納付方法

受験手数料は、申し込み方法によって金額が異なります。

郵送(書面)での申し込み13,000円(収入印紙で納付)
電子申請での申し込み12,800円(電子納付)

 

受験に関する問合せ先
国土交通省 不動産 建設経済局地価調査課
電話:03-5253-8111(代)

 

不動産鑑定士試験の合格点(合格基準点)

資格の合格点は級ごと、年ごとによって多少異なります。そこで最長過去5年分の合格率と、最新の合格点をまとめました。各級の合格基準は下記を目安に参照ください。

 

合格点(合格基準点)

合計353点以上、かつ、科目別に設定された合格基準点を満たした者

2019年の場合
受験者数合格者数合格点
(配点100)
合格点
(配点300)
総合結果合格率
民法経済学会計学不動産の鑑定評価に関する理論
810人121人45.7点40.1点38.1点120.2点244.1点14.90%
 

合格率

短答式試験
実施年受験者数合格者数合格率
2022年1,726人626人36.3%
2021年1,709人621人36.3%
2020年1,415人468人33.1%
2019年1,767人573人32.4%
2018年1,751人584人33.4%
 
 
論文式試験
実施年受験者数合格者数合格率
2022年871人143人16.4%
2021年809人135人16.7%
2020年764人135人17.7%
2019年810人121人14.9%
2018年789人117人14.8%
 

受験地一覧

試験場は、短答式試験と論文式試験で異なります。

短答式試験北海道・宮城県・東京都・新潟県・愛知県・大阪府・広島県・香川県・福岡県・沖縄県
論文式試験東京都・大阪府・福岡県
 

不動産鑑定士の書籍・参考書

『不動産鑑定士の学科試験勉強用のテキスト・問題集ってあるの?』と悩んでいませんか?こちらでは、不動産鑑定士の学科試験を独学で勉強している方に向けて、おすすめのテキストや問題集をご紹介します。是非参考にしてみてくださいね。

 

不動産鑑定士 短答式試験 鑑定理論 過去問題集

 
 

こちらの問題集は、8年間分の科顧問を網羅しており、ポイントを押さえら解説がついているため、大変わかりやすい問題となっています。また、より重要な項目についてはポイント解説が更に記載されているため、需要項目の勉強にも役に立つ問題集です。

著者TAC不動産鑑定士講座
出版社TAC出版
ページ数692ページ
 

職工所スタッフおすすめ度 ★★★★★
読みやすさ        ★★★★
 

不動産鑑定士 不動産に関する行政法規 最短合格テキスト

 

こちらのテキストは、最短で合格をめざすために試験の重要項目や頻出度がたかい項目において特化しているテキストになります。勉強する時間がない人にお勧めのテキストです。

著者TAC不動産鑑定士講座
出版社TAC出版
ページ数248ページ
 

職工所スタッフおすすめ度 ★★★★★
読みやすさ        ★★★
 

知りたいことが全部わかる!不動産の教科書

 

 

こちらのテキストは資格試験に直接関係のあるテキストや問題集ではありませんが、不動産についてまだ知識がたらない、これから勉強するけど実務経験がない人にまず読んでいただきたい1冊です。不動産とは何かということについて理解することができるため、今後の資格勉強にも役に立つ1冊です。

著者池田 浩一
出版社ソーテック社
ページ数288ページ
 

職工所スタッフおすすめ度 ★★★★
読みやすさ        ★★★★

 

 
 
 

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