窓先空地とは、共同住宅において、火災時の避難をスムーズに行うため、共同住宅の敷地のうち、一階の住戸の窓に直面する敷地部分において、幅員数mの空地を設けます。
その空地を避難経路として利用できるようにしたもののことをいいます。
この窓先空地制度は、東京都や横浜市など、一部の自治体のみ実施されている制度です。
制度の根拠法令は建築基準法第40条と、それにもとづいた地方自治体が独自に制定する地方自治亭の条例です。
ちなみに最も厳しい窓先空地を実施しているのは東京都になります。
東京都では条例に基づき、3つのルールを設けています。