商業用不動産を賃貸方法には、以下の2種類があります。
●マスターリース
建物を一括して賃貸する方法です。
マスターリースによって、不動産所有者は賃貸業務をアウトソーシングします。
●サブリース
マスターリースによって賃借した者が実際の賃借人に賃貸する方法です。
賃借人はサブリースによって不動産の賃貸経営を行なります。
なお、不動産の証券化において、もとの不動産産所有者が証券化の対象となる不動産をそのまま賃借することもマスターリースになります。
その際、不動産の所有権は、不動産産所有者から信託会社、特定目的会社などに移転します。