不動産業とは、不動産の鑑定評価等に対して、専門的な知識、また経験を持っている者として、不動産の鑑定評価に関する法律に則って登録を行った者のことをいいます。
不動産鑑定士になるためには、不動産鑑定士試験に合格し、実務修習機関が行う、実務修習を修了し、修了考査によって修了が確認されます。
そこで登録を行うことによって、晴れて不動産鑑定士となることができます。
不動産の鑑定評価については、不動産鑑定士の独占業務に該当し、不動産鑑定士以外の者が、不動産の鑑定評価を行うことを禁じています。
このように独占的地位を与えている反面では、公正で妥当な評価を行うための倫理規定であったり、秘密保持義務等の非常に厳しい義務を担っています。
これらに違反した場合、監督官庁によって厳しい懲戒処分を受ける事になります。