土壌汚染とは何？（英語表記：soil contamination） ｜不動産用語集

土壌汚染に関する明確は定義は現在ありませんが、一般的には土壌によって、有害物質の汚染値が、環境基本法によって決められている基準値を越えた場合のことをいいます。

土壌汚染の有害物質とは、重金属等と、VOCと呼ばれる揮発性有機化合物の二種類です。
地下水、もしくは直接摂取することにより、人体の健康に対して悪影響を及ぼす物質のことをいいますが、不動産取引や、評価においても、価格に影響を与える物質としては、この他に油等もあります。

平成15年より施行されている、土壌汚染対策法が、調査対象としている土地はいくつかあり、有機物質特定施設が廃止された場合、その施設の土地であったり、土壌汚染による健康被害が発生すると恐れられている場合と、都道府県が認めて指示を行った土地です。

現在では、不動産の取引によって、土壌保線があることがわかった場合、売主の責任になり、売主負担で除去を行う、という認識が広まりつつあります。