従業者証明書とは何？（英語表記：employee identification card ） ｜不動産用語集

「従業者証明書」とは、従業者の顔写真が付いたカード型のもので、宅地建物取引業者が作成してその従業者に交付するものをいいます。宅地建物取引業者は、その「従業者」に対して、その従業者であることを証する証明書を携帯させなければ、その者をその業務に従事させてはならないと定められています。（宅地建物取引業法第48条）。またこの証明書はパート、アルバイト、正社員を問わず、宅建業の従事者であれば必ず携帯することになっています。不動産取引の担当者に対して、名刺などだけではなく、この「従業者証明書」を確認することが、信頼するに足る業者であることのひとつの目安となります。よって従業者は、取引の関係者から請求があった場合には、この「従業者証明書」を提示しなければなりません。（宅地建物取引業法第48条）。