広大地とは、標準的な広さの宅地地積に対して著しく広大な宅地地積を指します。
また、都市計画法の開発行為において、公共公益的施設用地の負担の必要性が認められるものです。
相続税等の課税における財産評価時に、一定の計算式によって減額評価されますが、以下の場合は除かれます。
●大規模工場用地に該当するもの
●中高層マンション等の敷地用地に適しているもの
「著しく地積が広大」であるか否かは、自治体の定める開発許可を要する面積基準以上であるか否かで判断されます。
例えば、三大都市圏の市街化区域では500平方メートル、それ以外の地域の市街化区域では1,000平方メートルです。
しかし、その地域の標準的な宅地の地積と同規模である場合には、広大地に該当しません。