源泉徴収とは、給与や報酬などを支払いを行うものが、個人に代わって、所得税を差し引いて納税する制度のことです。
毎月の給与などから、支払時に金額に応じて所得税を「天引き」して納付します。
給与のほか、原稿料・デザイン・講演料、弁護士や会計士、税理士などへの報酬も対象となります。
サラリーマンの場合、源泉徴収の金額は、給与の金額から保険の加入状況、扶養家族などを考慮して決定し、年末調整で還付(または徴収)されます。
フリーランスの場合、一律報酬の10.21%が源泉徴収され、確定申告(還付申告)によって還付(または徴収)されます。
所得税の課税方法は、源泉分離課税、申告分離課税、総合課税の大きく3つに分かれており、源泉徴収された所得税は、総合課税によって調整されます。