中古住宅性能表示制度に基づいた検査を指す。
住宅性能表示制度は平成14年8月付けで、既存住宅(中古)も対象に追加されました。
第三者機関である「登録住宅性能評価機関」(国土交通大臣に登録されたもの)が、中古住宅の性能に関して評価・表示する。
表示項目は、以下の9項目である。
① 構造の安定に関すること
② 火災時の安全に関すること
③ 劣化の軽減に関すること
④ 維持管理への配慮に関すること
⑤ 温熱環境に関すること
⑥ 空気環境に関すること
⑦ 光・視環境に関すること
⑧ 音環境に関すること
⑨ 高齢者等への配慮に関すること
一般的に現況検査では、天井の「漏水等のあと」、外壁などの「ひび割れ」や床の「傾き」、などについて検査し、個々の検査に基づいて住宅全体の総合判定も行います。