基本設計図とは、設計の初期段階で、クライアントの要望やイメージをもとに作成する基本的な図面です。
設計図には大きく分けて、基本設計図と実施設計図の2種類があります。
●基本設計図
縮尺100分の1の各階平面図、立面図、仕上げ表など、主に意匠図面と呼ばれています。
見る機会が最も多い重要な図面といえます。
●実施設計図
基本設計図を基に検討や修正を加え、構造図や設備図なども含めて、実際に建築工事が行えるように、
より詳しく書かれた図面です。
建築士に依頼する場合、基本設計完了時点で設計料の1~2割程度を支払うこともあります。
ハウスメーカーの場合、相見積もりから契約前ぐらいの段階で基本設計図があります。