基礎耐震工事とは、建物の基礎部分に施工する耐震工事のことです。
具体的には、基礎部分を診断して、基礎の経年劣化や沈み傾きなどが見られたり、クラック(亀裂・ひび割れ)が複数箇所に入っている場合などに、基礎部分を耐震補修します。
●比較的劣化が少ない場合
「エポキシ樹脂注入」などの簡易的な補修工事が行われます。
●著しく劣化している場合
基礎の耐震補強工事ではなく補修工事の部類になるため、無鉄筋コンクリートの布基礎や玉石積み基礎などで著しく劣化している場合には、本格的な耐震補強工事が行われます。